どこまで行ってもヤマトナデシコ

アラサーのBBAです。母親です。妻です。

個人的見解 嫁に来た人としての仕事

さて、物心ついたときにはすでに「子供を産み育てる」ということが私には恐怖でした。
その恐怖の理由はよくわからないのですが、中学生の時にはすでに「子供を産み育てる」ことが怖かったので、ことあるごとに父に
「私がもしも、万が一子供を産むことがあったら、お父さん育ててーーー!!」とか
言ってたものです。今思うと父、申し訳なかった


そんな私ですが、運よく奥さんにしてくれる今の旦那さんと出会い、これまた自分の予想外なことに大学卒業するときにプロポーズして頂いて大学時代の友人の中で一番早く結婚できてしまいました



もともと子供が苦手、むしろ欲しくないなぁと思っていた私は結婚すると同時にこの問題を直視しないわけにはいかなくなりました。
私の親は「孫の顔が見たい!」ということを一度も言ったことがなかったのですが、
旦那さんと私が10歳ほど年齢差があるので、向こうの両親は絶対に「孫」ということを思っているよなぁ・・・・・と感じてはいたのです。


ですが、義父母は一度も「孫はまだ??」ということを言ったことはありません。思ってなかったわけではないのでしょうが。。。
結婚してもやっぱりどうしても子供を産むことが、ずーと「怖い」「いやだ」と思い続けていたのですが、やっぱり産まないわけにはいかないよなぁ・・・と思い、外堀を埋めていくような感じで「産む」決心をしたのであります。

私が子供が苦手なことや、出産、育児に乗り気でないことを義父母は知っていたのか感じていたのかはわかりませんが、子供を産んで痛感したことがあります。

 


それは、たぶん
嫁に来た人としての仕事は「出産、子育て」が重要!!(妻、ではなく嫁としてです)


息子は義父母にとっては待ちに待った初孫です(夫の年齢で初めての子は遅いです)
そりゃぁもぅ可愛がりっぷっりは、雪崩でも起きたか!!と思うくらいのとろけっぷり、くずれっぷりですよ、ええ。
最初しばらくは引くくらいのテンションでしたからね。で、何をもって痛感したかというと、旦那さんの実家のお寺の宗派の数珠が世間一般で売っている数珠と形が違うんです。
つまり、既製品があまりない数珠なんですよ。
なので、私はその宗派の数珠を持っていませんでした(私が持ってるのは100均でも売ってるカタチのやつです)
息子が生まれて少しして義母が
「ライスちゃん(私のことです)数珠持ってなかったでしょう?この前ね、お父さんと数珠見に行ってきたのよ。珊瑚の数珠で~万円するものとかもあったんだけど、どんなのがいいかしら?ピンク珊瑚なんか可愛かったのよ」と言われたのです。


その時私は「あ、嫁としての仕事を私はこなしたんだな」と感じました。
義父母は私にとてもよくしてくれますし、今のところは関係性は円満だと思ってます。
息子の嫁として認めてるとか認めてない、とかそういうことを考える人たちではないと思います。
この数珠の話は初めてされました。

たぶんほんとに無意識で出てきた話なんだと思います。
数珠を買う≒家族の一員として認められた、という事のような気がします。


そういえば息子を出産して1ヶ月近く外に出れなかった時に思わず「私この1ヶ月何にもしてないです…」とボヤいたら義母に「ライスちゃん、何言ってるの!女性として一番大事なことしてるでしょ!!」 と言われたなぁ・・・・