どこまで行ってもヤマトナデシコ

アラサーのBBAです。母親です。妻です。

中途半端で特色のない私立高校に通ってました。

高校から私立に行ってました。
 
といっても、地元の公立高校にただなんとなく行きたくなかったってだけで、勉強ができたから偏差値の高い高校に行った、とか公立に受かりそうにないので仕方なく私立、とかそういう理由ではなく、不純な動機で選んだのでした。
 
私が通ってた高校は幼稚園から高校まであったんですが、付属の幼稚園、小学校はそれなりに賢く、そこそこのお嬢さん学校だったようですが、高校自体は特に勉強ができる学校でもなく、勉強ができる子は高校まで上がらずに外部のもっといい高校に進学するようで、スポーツができる学校でもなく、なんとも特色のない学校でした。

特色はないのですが、「私立」なので中途半端に「お嬢さん」を気取ってる風潮があったんです。
 勉強に力を入れてるわけでもなければ、スポーツや部活が物凄く盛んなわけでもない
学校で周りはみんな「お嬢さん」を気取ることにすごく力を入れていたと思います。
 
クラスの子はみんなブランド物の財布(ヴィトン、グッチなど)を持っており、シャネルのヘアゴムをするのがステイタスとされていました。
 
笑えたのは修学旅行の時
旅行用のボストンバックがヴィトンって子が何人もいたし、手持ちのカバンは当時流行っていたエルメスのエールラインのトートバックをグループみんなお揃いで持っている子たちもいました。
 
大々的ないじめがあるような学校ではなかったのですが、とにかく息苦しかったのを覚えています。
 
みんな必死に着飾って、なぜか周りに強く出るような風潮もあって、中途半端にお金があるから?かどうにもこうにもしんどかった。
 
今でも高校時代の友人で連絡を取るのは二人だけ
その二人も私は同じグループではなく、二人も別々のグループ
つまり学生時代のグループは全く別に行動していたのになぜか連絡を取っています
(頻繁ではありませんが)
 
年に数回、高校時代の友人に会うのですが、そのたびに
「あの頃、理由はわからなかったけどしんどかったよねw」
という話をします。
別々のクグループにいたのに彼女たちも、そう感じていたんだ~と思います。
 
 
この類の話を大学の友人に話した時
中高と私立の女子高に通っていた(偏差値も私が通っていた高校と大きく差はありせん)子も同じことようなことを言っていました。
 
「中学の時からみんな化粧品はシャネルやランコムだった、なんだか不思議な空間だった」と。
 
その大学時代の友人は「公立よりもフォローが行き届いた教育を受けさせたいと思って親が受験させてくれた」と言っていました。
 
公立高校出身の友人にこの「私立の息苦しさ」を話しても、共感を得られたことがありません。
 
中途半場 な学校だからそうなのかもしれませんし、女性の集団だからこういうことが起こるのかもしれません。
 
ただ、特色がなく中途半端で、目的の曖昧な生徒の多い私立の中高なら私はあまり行く意味がないとおもってしまいますし、私立独特のしんどさがつきまとうように思います。
 
 
そういえば、高校生の男の子を持つパートさんが二人こんな話をしていました。
お子さんが公立高校に通ってるパートさんと、お子さんは私立高校に通ってるパートさん私立高校のお子さんが通ってる人が「結局、学校が勉強の面倒を見てくれるわけじゃないからずっと塾には高校受験した後も通っている。結局公立に行ってっても塾には通っていた訳だから、金銭的なことだけ言えば、公立でもよかったのではないか?」と
 
確かにな~学費って言ってもかなりな割合で塾代にかかってるんじゃないか?と思う。そして塾に通わせるのが当たり前になってるもんね、世の中。