どこまで行ってもヤマトナデシコ

アラサーのBBAです。母親です。妻です。

オリンピックと自問自答

ぼ~っとソチ五輪を見ていて思ったこと
 
 
浅田選手を見ていて、なんだか思ったこと
バングーバーの時も浅田選手を見ながらなんだか気持ちがしんどくなってしまった。
勝手にしんどくなってしまう。
勝手に、もし、この子の親や家族なら「もぅ辞めていいよ」とか
「辞めちゃいな」って言ってしまいたい、と思ってしまう。
 
いいこと嫌なこと書かれて、プライベートに探りいれられて、それだけじゃなく自分の競技に集中しないといけないのに選手としてじゃないところも突っつかれたりして。
 
心がおかしくなってしまうんじゃないか?とか
いっぱい傷ついてるんじゃないか?とか思うと、一人の同じ女性として
見て、なのか親心的なもので見ているのかわからないけど。
 
バングーバーの時はそれほどでもなかったんですが、今回のソチは
特に。
 
きっと私自身が人の親になったからかもしれないけど、
自分の子供がそういう立場に立たされたなら見てられなくて苦しい、と思った。
辞めちゃいな、逃げたっていいよ、思ってみていたんです。
 
でも、よくよく考えたら見ていてしんどいのは「私自身の気持ち」で
「辞めちゃいなよ」は私自身が見ててしんどいことから解放されたいが為であって
本人の気持ちを考えてないなぁ~と思ったんです。
 
「辞めてもいいよ」って言ってあげることが、本人の為じゃない。
家族なら本人の決断を「受け止め」「見守る」ことしかできないし、
ほんとに子供を思うなら、そういう決断になるだなぁと思いました。
本当に相手を思うならどうしたらいいのかって、考えてるつもりでも、どっかで
勝手に考えが固まってたり、わかったフリしてるんだなぁと。
相手が家族や子供、自分に近い相手で大切な相手なら尚更難しい。
相手に感情移入しすぎて、相手への自分の気持ちが大きく見えてしまうから。
そして自分に近い人だからこそ、何かあった時には良いことも悪いことも、
自分に直結してくるから。
 
ま、実際家族でも「受け入れる」ってのはかなり難しいし、それができれば
理想なんですがね。。。。子育ては根競べでごす!
 
 
浅田選手をTVで観ながら「親として、どうするか?」を考えさせられたソチ五輪でした。